12月21日

岩渕草柔会代表と乱取りをする西村(にっすぃ〜)。
去る12月21日(土)に禅武道場草柔会の稽古納めがありました。
仙台から岩渕草柔会アカデミー代表をはじめ、仙台草柔会の有志の方も参加してくださいました。



準備体操の後、数本の乱取りを終え、本年の最後を締めくくるべく、道場内試合を開催!
まずはじめに2チーム3人づつに分かれて団体戦が行われました。
禅武道場からは丹野・内海・西村・武山、仙台草柔会からは伊東・近藤の各選手が参加。
ジャンケンにてチーム編成をした結果、
赤チーム「丹野(禅)・伊東(仙)・西村(禅)」
黒チーム「近藤(仙)・内海(禅)・武山(禅)」
に分かれて、本日の「お掃除箒(ほうき)権」をかけて、熱戦を繰り広げました。
◆先鋒戦◆
●丹野(禅) {腕十字2:35} 近藤(仙)
いきなり両チームのポイントゲッター同士が対戦。
試合開始と同時に引き込む近藤。
丹野は落ち着いてしっかりとベースをキープする。
丹野は何度かパワーを活かしたパスガードを試みるが、さすがは草柔会屈指のテクニックを持つ近藤、巧みにかわしそう簡単にはパスさせない。
しかしながら逆に丹野も、下からスイープを狙う近藤を、プレッシャーをかけながらうまくバランスをキープする。
やはり期待通りの好試合に。
そして機は熟した。
2分経過の声とともに、ハーフガードをするりとパスすると袈裟固めの状態から、一気に近藤の右腕を両足で挟んで腕ひしぎに!
持ち前のパワーに柔道テクニックをうまく活かした丹野がまず先鋒戦を制した。
◆中堅戦◆
●伊東(仙) {腹固め3:43} 内海(禅)
中堅戦は仙台草柔会の”ホレッタ”伊東と、まだ入会して日は浅いが、柔術にかける思いでは引けをとらない内海の試合。
伊東は序盤から下を取り、得意のホレッタ系の妙技で内海を翻弄する。
何度か伊東に下からの十字で攻められるが、内海はなんとかかわす。
しかしここからが伊東の真骨頂。
体勢を入れ替えるとニーインザベリー→マウント→バックマウントと、隙を逃さず確実にポイントを重ねる。
しかしここでも内海は左腕に仕掛けられた腕十字をしのいで、粘りを見せる。
が、やはりここは試合達者な伊東。
バック→マウント→ニーインザベリー・・・・と内海の上を縦横無尽に動き回り、最後は亀の状態になった内海の左腕に腹固めを決め、経験の差を否応なく示した。
内海は、今回初めて実際の試合形式を経験したわけだが、伊東との試合はこの上ないよう経験になったのではないだろうか。
ぜひこれからの奮起に期待したい。
◆大将戦◆
西村(禅) {腕十字4:35} 武山(禅)●
今回の団体戦の締めくくりは、先日のT・J・Nでパレストラ福島の佐藤 歩選手とエキシビジョンを行うというすばらしい経験を積んだ、禅武道場のマスコットガール「にっし〜」こと西村と、数年後は世界最強を標榜し、入会してふた月に満たないながらもその成長たるや、夏のヒマワリを見るような、禅武道場の有望株である武山(早川選手似)との試合。
ある意味、この二人は今後の禅武道場が活動を続けていく上でキーマン(ウーマン)となるであろうと密かに期待している。
そんな二人が締めくくりとして対戦することは何か運命さえ感じる・・・・というのは言い過ぎか?
試合開始。
引き込む西村に慌てずサイドを取る武山。
そのままキープし、覚えたてのニーインザベリー→マウント→腕十字と、定石どおりの動きで西村を仕留めた・・・かに思えたが、西村はセコンドの声をしっかりと聞き逃すことなく、なんと脱出!
さすがはセコンド泣かせ(感動で)の異名を持つにっしー。道場内で見ていたみんなの胸を熱くさせる。さすがは岩渕代表をして「11年に一人の逸材(言葉の真意はさだかではないが・・・)」と言わせた女。すばらしいキャラだ。
そんな中、早川選手似の武山は少々戸惑いを見せながらも、ウオーズマンのように冷静かつ確実に西村からバックマウントをとり、彼女をまるでシャチホコのようにしならせる。
そして再び腕十字を狙う・・・が、西村も体を回転させ粘る粘る。
確かに持ち前の激しい攻めに遠慮気味の武山ではあったにせよ、西村の守りには光るものを感じさせる。
しかしながら最後は武山がしっかりと腕十字を極め(しかし、ここでも西村は粘った!)、にっし〜への凄まじい声援の中、冷静に基本の動きで確実に相手を制した武山が勝利した。
以上により、対抗戦は赤チームの2勝1敗でみごと箒権をモノにした。
ここで、突如、阿部VS佐藤の青帯チャレンジマッチが決定!
9月のコパ・パレストラ・トウホクin福島で見事MVPを獲得し青帯昇格となった阿部。
先日のT・J・Nではセコンドとして参加しながら、なぜか首を負傷するという摩訶不思議な男。
対する佐藤はT・J・Nで公式戦デビューを果たしたものの、仙台草柔会の浅部選手に今一歩届かず、判定負けを喫したものの、武山選手らと同じように禅武道場期待のホープ。
ここは体重さもあり、また阿部が負傷明け、佐藤はつい先ほど道場に来てまだウォーミングアップ途中ということで、お互い無理せずに、と半分エキシビジョン的な試合と「周りの人間は」と思っていたのだが・・・・。
試合開始。
阿部は持ち前のパワーと体格差で佐藤を制していく。
阿部がニーインザベリーを仕掛け、佐藤がそれを凌ぎながら立ち上がろうとしたところ、狙っていたかのように小手絞りを決めようとする阿部。
このあたりのテクニックは青帯として、そして先輩としての威厳を保たんとする意地であろう。
さすが、と周りを唸らせる。
そのままもつれると、阿部は得意の十字絞め。
「まあ、ここから阿部は佐藤をうまく引き出して、お互いのテクニックの出し合いかな」、と周りの気が一瞬緩んだ。
が、彼はその手を緩めることなく絞める絞める。
数秒後、独特の呼吸音が道場内に響く。
・・・・落ちた。
レフリーがすぐに対処し「活」をいれ意識を戻させた。朦朧と立ち上がる佐藤。
道場内は割れんばかりの罵声を阿部に浴びせる(笑)。
45秒。試合的には阿部の一本勝ち。
されど、倫理的に阿部の反則負け。
稽古納めだからと、何とか用事を済ませて道場に来て、ものの10分もたたないうちに落とされてしまった佐藤。
だが、この悔しい思いをバネにして、きっと来年は飛躍の年になるであろうことをみんなが願ってる。
実際それだけの実力はあるしね。
打倒アベT !みんなが応援してるぞ!
で、アベT。
おまえってやつは・・・・・・・・。
ということで、
仇討ち特別試合
アダルト青帯アブソルート級
永松VS阿部
と、話の流れはいろいろありますが、実は私は稽古納めの最後に2人で試合を行うということをはじめから望んでいた。
しかしながら阿部の怪我もあり、無理かな〜と思っていたのだが、思わぬ展開から試合ができたというわけです。
思えば2年前、寒い道場で2人でこの禅武道場草柔会をスタートさせて以来、ほぼ一年は2人っきりでの稽古が多かった。
今年になりびっくりするほど会員が増え、また、阿部の実力が飛躍的に伸び、文句なしの成績で青帯昇格。
そんな今年の最後を締めくくれることは本当にうれしい。
などと感慨深く思っている暇などなく、試合開始。
しかしアベT、引きが強いな〜。
阿部が下になり、オープンガード(デラヒーバ気味)に永松を引き付ける。
永松がバランスを崩したところ、すかさずバックからの締めを狙う!
しかしこれは永松の罠だった。
もつれながら永松が上、阿部が下でハーフガードになったところから、永松は先日のカンペオナートでなんとか極めようとしていたにもかかわらず、結局できなかった肘固めで一本。
54秒。
とはいえ、相手は2試合連続。
疲れた?相手を引きずり出して試合をさせて勝つとは、一番ひどいのは私だろうね。
フハハハハ!
でも正直ほっとした。
アベT強くなったね〜。
やばい、自分もしっかりしなくちゃ。
ということで、本年の稽古を締めくくり、楽しい忘年会へと突入しました。

また来年も互いに切磋琢磨して稽古に励みましょう!
忘年会
(例のごとく助六鮨にて。なんと21名が参加!)

忘年会は例のごとく助六鮨にて、名物の穴子を中心に刺身の盛り合わせ、さらに気仙沼から稽古に参加している小野寺さんが、とれたての鮑(あわび)を持参!これでもか、というくらいのご馳走に舌鼓を打ちました。
また、マリンスポーツ&格闘技ショップ「FREAK」の二瓶さん提供の、”年忘れ豪華景品抽選会”も行われ、大いに盛り上がった忘年会になりました。
そりゃ、にっしーもワサビの塊を食うさ!
みなさん大いに飲み・食い・語り、今年の稽古納め・忘年会も無事終了となりました。
みなさん今年は本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
来年も今年以上にがんばってまいりましょう!
そして今後とも禅武道場草柔会をよろしくお願いいたします。
良いお年を!
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草柔会忘年会 禅武道場に先立って、仙台草柔会&ルタ屋の忘年会が岩渕代表のお店で行われました。 |